午後になって霧が晴れ、快晴になったので写真機をとりに小屋に帰ると福松君がこんなときにたくさん写しておきなさい、なにしろ冬の立山だから悪くなったらいつ晴れるか知れないし、いい記念になるんだからと言いました。それで田部氏も土屋氏も大きなカメラを持って出かけられました。僕は水野氏から、同志社の児島氏が正月劔に登られると聞いていたので、今日あたりこられるかも知れぬと思って、桑谷の上まで行ってみました。そして何度かエーホーと声をかけてみましたが、返事はありませんのでまた一人引返しました。立山の連峰がアーベント・グリューエンに燃えて素敵でした。小屋に帰ってみると、あの人等は熱心に劔登行について相談しておられました。僕が囲炉裏の側でいつものフライ饅頭を食っていると、福松君がそんな物ばかり食っているとからだに悪いからと言って、熱い御飯とお汁を入れてくれるのでした。その夜はすばらしくたくさんの星がキラキラ瞬いていました。福松君がこんなに星が明滅するのはよくないと言っていた通り、次の日は午後からひどく荒れました。
 二日の朝は快晴だったので、あの人等は朝早くから起きて準備されました。高級デリヘル 新宿 https://www.evernote.com/shard/s164/sh/dd003511-233c-4e10-93a0-53dcc46d4952/801e96548efc4c5633149a60ea6e3e70
書き込みはまだありません。